DAOってなに?

outline

DAOとは…

みんなが平等な組織

DAOのメリット


権力・富が1人に集中しない

DAOの問題

まとまりがない

detail

DAOを翻訳すると…

まず、“DAO”と書いて“ダオ”と読みます。
DAOとはDecentralized Autonomous Organizationの頭文字をとったものです。

Decentralized…分散的な、中央に権力が集中していない
Autonomous…自主的な
Organization…組織

それぞれこのような意味になるので、かっこいい日本語を当てはめると“分散型自律組織”です。

DAOとは…

 DAOとは、社長やリーダー(中央管理者)のいない組織です。これまでの組織は、上の人の意思が組織の意思決定に大きな影響を与えてきました。一方、DAOでは参加メンバーの意見が同じだけの力を持ちます。もしDAO内で多数決をとるとなったら、社長の1票と新入社員の1票が同じ力を持つということです。

DAOのメリット

DAOにはとにかく”平等である”ということが意識されているので以下のようなメリットがあります。

透明性がある

 みんな平等なので見られる情報も平等です。これまでの組織なら上層部の人しか見られない情報とかあったはずです。

誰でも参加できる

 みんな平等なので、参加する権利も平等に与えられています。性別とか年齢とか学歴とか関係ないです。

中央集権的でない

 みんな平等なのでメンバーの持つ権力も平等です。そのため、DAOの意思は誰かの一存で決まるわけではありません。

給料も平等

 みんな平等なので、分配される富も平等です。収益の大半を上層部に持ってかれる心配はないです。お金は頑張った分だけもらえます。

DAOの課題

まとまらない

もちろん、意思決定に大きい影響を与える人物がいないとなると、組織の方針などを決めるのに時間がかかってしまいます。これは組織を運営するにあたり重大な問題です。

報酬の設定が難しい

 メンバーは自分の得意なスキルを使ってDAOに貢献します。その貢献度によって報酬が変わるのですが、その設定も複雑で難しそうです。こんなに頑張ったのにこれだけしかもらえないの!とかありそう…

プロジェクトが進まないかも

僕の認識なのですが、DAO内でメンバーにタスクを強制することは好ましくありません。なので、組織が問題にぶつかった場合、それを解決できない可能性が出てくるのです。例えば、問題解決にプログラムが必要だが、プログラムに精通したメンバーがいない。みたいな感じです。まぁ、みんなでお金出しあって外部の人を雇えばよいいのですが。

具体例を使ってDAOを説明してみます

 DAOは分散している組織なら何でもいいです。なので「農業DAO」を考えてみましょう。内容は、「地域に余った畑を使ってみんなで野菜を作ってお金を儲けよう」というものです。参加者は誰でもいいです。農家なんで手伝います!って人や、学校ない時なら手伝うよ!という体力のある中学生、体力ないけど使ってなトラクターだけ貸すよ!っていう高齢の方、農業やってみたい!っていう初心者が集まるでしょう。
 まずは、なにを作るか決めなければいけませんね。ここで第一関門です。リーダーがいないので作るものを決めるのにも時間がかかるでしょう。その後、問題もありましたが何とか収穫までたどり着きました。せっかく野菜を収穫したのでネットを使って野菜を販売しようと決まりました。しかし、ECサイト(アマゾンとか…)の作り方を知っている人はいませんでした。そんなこんなで、野菜のネット販売は諦めました。
 最後に、儲かったお金を適切に分配して1年の活動が終わりです。しかし、これも揉めるのが目に見えています。「畑を耕すのってめっちゃ大変だよ」とか「いやいや水やりだって定期的に来るの大変なんだよ」とか「収穫も意外と疲れんだよ」とか…どの仕事もいろんな大変さがあり、どの仕事も大切です。ですから功績によって収益を分配するってかなり難しいことです。
 

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